【麻痺側上肢の管理】麻痺側上肢のベルト

ベルトを用いた麻痺側上肢の管理方法

スタッフの石川です。

今回も、私がリハビリ担当をしていた方が、実際に、麻痺側上肢の管理として行っていた方法をご紹介できればと思います。














こちらは100均の商品、「べんりベルト」という伸縮タイプのゴムベルト、「Dカン」というつなぎ、「カラーひも」という紐をつなぎ合わせたものになります。

 

上写真のように、寝ている状態から、麻痺側の上肢にベルトを通した状態で、手繰り寄せるようにしてお腹の上に上肢を乗せたい時に用いられます。

こちらは、麻痺側だけでなく、非麻痺側手の運動範囲や筋力低下などもきたしている方にとって、有効な方法となりえます。

私が担当していた方は、非麻痺側上肢の筋力低下が生じていたのですが、紐を手繰り寄せるという方法はまだ力が入りやすく、この動作が一番行いやすいとのことでした。

身体状況によっては、これ以外にも様々な管理方法があるかと思います。

あくまで一案とはなりますが、ご参考になれば幸いです。


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